レビュー一覧

  • 考古学論究 第13号 池上悟先生還暦記念号

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    売切の『芙蓉峰の考古学 池上悟先生還暦記念論文集』を買いそびれた方はご安心ください。装丁が違うだけで掲載論文は同じです。現物を見るまではあまり期待していませんでしたが、持っていても損はしません。 本書にも投稿している米澤容一さんが急逝されたのは非常に残念です。追悼論文集準備中!
  • 地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

    地域開発と村落景観の歴史的展開 多摩川中流域を中心に

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    局地的な内容ですが、少なくても東京方面の方は買って損しません。通史的内容なので、自分の得意な時代以外を学習するのにも良い本です。値段的に手が出せない人のために公立図書館には必ず置いてもらいたい 良質な地域史資料です。
  • 増山城 増山城跡総合調査報告書

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    国指定史跡を申請するための報告書は、通常個人では入手不可能です。増刷を英断された砺波市教委に感謝。厚さ5.5cmでガイドブックも付いてます。値段は決して高くありません。内容的にも◎。在庫がなくなってから後悔する前に買いましょう。
  • 大鳥井山遺跡 第9次・第10次・第11次調査

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    見た目戦国時代の城館と思われていたが、発掘調査により遥かに遡ることが判明。縄張りだけで城跡の年代を推定してきた城郭屋さんたちを震えあがらせた衝撃の一冊!もはや杉山城問題どころではない。本書は高橋学さんの努力により増刷され入手可能になった。感謝・感謝。今のうち買っておかないと後悔しますぜ。
  • 北方世界の考古学

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    江戸川橋さんの意見に同感。関東の古代を勉強する人は東北のことも知る必要があります。六一さんの目次には載ってませんが、若手の成長株、五十嵐祐介さんの「『埋没家屋』再考」は資料の解釈・評価について考えさせられる内容です。強力執筆陣による内容、買うべし!
  • 上代文化 第41輯

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    本名でレビューを投稿するとヤラセと思われます!ハンドルネームで投稿しましょう。小林達雄先生の最終講義が本書の売りです。ぶっちゃけ、これがなかったら買う人は少なかったでしょう。六一書房サマ、雑誌には必ず目次を載せてください。雑誌タイトルだけでは買うのに躊躇します。
  • 季刊考古学 別冊17 特集:古墳時代毛野の実像

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    豪華ラインナップによる充実した内容。古墳屋さんは、もう買うっきゃないでせう。ベテラン執筆者が多い中で、若手のホープ石橋宏さんの「石棺」に注目!ちなみに、チェルノブイリ原発を覆うコンクリートのことを石棺と呼びます。トレンチやピットも、危ない用語として広く国民的に知られるようになりました。トホホ・・・
  • 平安初頭の南出羽考古学 官衙とその周辺

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    展示図録というより、ほとんど論文集。古代を勉強している人は持っていても損しません。各地で発行される展示図録は今やカラー印刷は当たり前で、論考を載せるものが増えている傾向にあります。値段的にもう少し安いと良いのですが・・・
  • 仏教考古学と地域史研究 中世人の信仰生活

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    「地域資料」の傑作。同社から既刊の『日本海流通の考古学』と対をなす、筆者の学位請求論文の続編。地方で頑張ってる研究者に勇気を与える一冊。
  • 中世墓の考古学

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    中世墓研究のカリスマである狭川真一氏の学位請求論文。これは買うしかないでしょ。既刊の『日本の中世墓』と紛らわしいのでお間違いなく。