レビュー一覧

  • 久米高畑遺跡 1次・7次調査 政庁の発掘調査2

    久米高畑遺跡 1次・7次調査 政庁の発掘調査2

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    1次調査は、宅地造成に伴う発掘調査だったが、政庁の東側区画の一本柱列や、南北方向の付属舎などが検出され、国の史跡となった。7次調査では、「久米評」の刻書須恵器甕が発見されるなど、久米官衙遺跡を考えるうえで重要な報告。
  • 古墳発掘100年 寺戸大塚

    古墳発掘100年 寺戸大塚

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    国史跡乙訓古墳群のひとつ寺戸大塚古墳の発掘調査成果を紹介した好図録。遺物は三次元レーザー画像など新しい写真も掲載されており、斬新な作りとなっている。
  • 史跡 久米官衙遺跡群調査報告書3

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    確認調査により、政庁の正殿、前殿、東脇殿などが検出された。周辺は住宅街で、現在の表土から遺構確認面までは非常に浅く、当時の地表面から柱穴底面までの約半分の深さまで削平されていることが指摘されている。
  • 甚目寺観音展 : 仁王像修復記念

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    愛知県あま市にある名刹甚目寺の仏像類などを紹介。仁王像や愛染明王像(いずれも県文化財)の解体されたパーツの写真がおもしろい。
  • [共同研究]マロ塚古墳出土品を中心にした古墳時代中期武器武具の研究

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    総頁数742、厚さ4センチの大冊。甲冑類を中心とする代表的な研究書。保存処理された甲冑や、そのX線画像の写真がとても良い。
  • 岩橋千塚

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    西都原古墳群・埼玉古墳群・岩橋千塚古墳群の3箇所しかない国指定特別史跡のひとつ。昭和42年(1967)の今から60年近く前の刊行ながら、遺構・遺物などの実測図はしっかりしている。当時は樹木類があまり繁茂しておらず、航空写真で丘陵上に分布する墳形がはっきり分かるのには驚きである。
  • 描かれた法華経 : 本法寺蔵「法華経曼荼羅図」の時空

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    富山市本法寺所蔵「法華経曼荼羅図」(国重要文化財)は、法華経を絵画化した14世紀前半の作品。興味深い内容だが、カラー写真が少ないのが残念。
  • 河村城跡

    河村城跡

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    神奈川県指定史跡河村城跡の史跡公園整備に伴う3冊目の確認調査報告書。最深3メートル近い障子堀などを検出。図面類はカラーを多用しており、とてもビジュアルな作りとなっている。
  • 河村城跡 河村城跡遺跡詳細文保調査報告書

    河村城跡 河村城跡遺跡詳細文保調査報告書

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    小田原北条氏が武田氏に対する抑えとしていた中世末の城郭で、神奈川県の史跡に指定されている。確認調査のほか、文献・城郭史・地理など多方面からの分析が加えられている。
  • 20のテーマでよみとく日本建築史 : 古代寺院から現代のトイレまで

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    若手建築史研究者たちがまとめた興味深い内容満載の一冊。建築史の様々な切り口が窺えて、感心することしきり。