レビュー一覧

  • 飛鳥池遺跡発掘調査報告

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    天武12年(683)に作られた日本最古の貨幣「富本銭」の鋳造をはじめとする国営生産工房である飛鳥池遺跡(国史跡)の正式本報告。生産工房関係遺物や木製品を扱った「本文編1」と「図版編2」、遺構・木簡・瓦の「図版編1」および2枚の付図の入った「箱」の4点が、厚さ12.3センチのケースに収納されている。総重量は6.6キロを測る。
  • 夏井廃寺跡 陸奥国磐城郡古代寺院跡の調査

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    国史跡「根岸官衙遺跡群」のひとつ。多賀城廃寺(特別史跡)と似た伽藍配置が明らかとなった。
  • 長塚古墳 

    長塚古墳 

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    墳長82メートルの前方後円墳で、栃木県の史跡に指定されている。中世には城郭として利用されていたとも指摘されている。
  • 古代常陸の原像 那賀郡の成立と台渡里官衙遺跡群 記録集

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    国史跡台渡里廃寺跡に正倉院が発見された長者山地区が追加指定され、「台渡里官衙遺跡群」と名称変更されたことを記念して開催されたシンポジウムの記録集。
  • 台渡里廃寺跡 範囲確認調査報告書

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    国史跡申請用報告書。南方地区と観音堂山地区の南北に古代寺院跡が並ぶ。その後、観音堂山地区の更に北方の長者山地区から正倉院が発見され、国史跡の追加指定を受けた。
  • 中村1号墳

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    6世紀末〜7世紀初頭の径30メートルの円墳で、未盗掘の横穴式石室から約250点の副葬品が発見され、再生阻止儀礼が窺える。石室内の写真などは奈文研(当時)の牛嶋茂氏が撮影しており、非常に出来栄えが良い。考察もとても良く出来ており、古墳研究者必携の一冊。「国富中村古墳」という名称で、国の史跡に指定された。
  • 上人壇廃寺跡

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    箱入り、ビニールカバー付上製本、厚さ5センチ、重量2.4キロと立派な装丁。昭和30年代、昭和50年代、平成と3期に及ぶ発掘調査の総まとめ報告。瓦塔で六角形の三重塔の破片が出土しているが、非常に珍しい遺物である。国指定史跡。
  • 立岩3号製鉄遺跡発掘調査報告書

    立岩3号製鉄遺跡発掘調査報告書

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    近世の大掛りな製鉄炉が出現する前(16世紀後半〜17世紀)の良好な製鉄炉などの報告。
  • 日引 第3号 

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    大野寺磨崖仏(国史跡)、臼杵磨崖仏(国宝・特別史跡)、岩谷寺石仏(大分県史跡)、隼人塚(国史跡)などの保存修理の特集のほか、山川均「石塔三題―いわゆる西大寺様式五輪塔をめぐって―」など内容の濃い一冊。
  • 加茂塚穴古墳群

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    表紙の横穴式石室の図が購買意欲をそそります。大学の考古学実習で、このような立派な古墳を調査できるなんて、さすが関西の大学。都内の大学出身者にとって、うらやましい限りです。