レビュー一覧

  • 徳之島トマチン遺跡の研究 トマチン遺跡第1〜5次発掘調査・南西諸島葬墓制研究

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    徳之島の海辺にある縄文時代晩期末から弥生時代前期並行期の石棺墓などを検出。鹿児島の史跡に指定された。台湾や朝鮮半島との事例の検討なども行われている。
  • 十五郎穴横穴墓群 : 東日本最大級の横穴墓群の調査

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    国史跡申請用報告書。装飾古墳として有名な前方後円墳である虎塚古墳(国史跡)のある台地の斜面など約1キロメートルの3支群に展開する274基が確認されている。詳細な分析が加えられており、オールカラーの図版でとても分かりやすい内容となっている。
  • 吉武遺跡群10 弥生時代墓地の調査報告1

    吉武遺跡群10 弥生時代墓地の調査報告1

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    圃場整備に伴う大規模発掘調査のうち、弥生時代の甕棺墓を中心とした墓地の調査報告をまとめた3冊の報告書の第1冊目。甕棺ワールドが堪能できます。
  • 藤ノ木古墳から見た古代繊維製品の研究

    藤ノ木古墳から見た古代繊維製品の研究

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    藤ノ木古墳(国史跡)の未盗掘石棺内から出土した繊維製品に関する論考集。巻頭カラー図版は、とても分かりやすいが、本文中の写真がモノクロであるのが残念。
  • 長登銅山跡3

    長登銅山跡3

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    東大寺大仏の銅を供給したとされる国史跡長登(ながのぼり)銅山跡の報告書は、平成5年(1993)に刊行された『2』が有名だが、本書はかなりのレア本である。この銅山が10世紀代にも操業していたことや、中世の製錬跡なども確認された。
  • 伯耆国分寺古墳の研究

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    大正年間に出土した副葬品の整理報告で、これだけの情報が引き出せることに感心することしきりの好文献。
  • 川西市勝福寺古墳発掘調査報告

    川西市勝福寺古墳発掘調査報告

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    6世紀前葉の墳丘長41メートルの前方後円墳で、初期畿内型横穴式石室や尾張地域とのかかわりを持つ埴輪など興味深い内容が多い。阪大の考古学研究室が調査を実施しており、とても内容の濃い一冊となっている。
  • 長尾山古墳発掘調査報告書

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    宝塚市にある4世紀初頭の墳長40メートルの前方後円墳の2次〜5次の確認調査報告書。主体部は木棺直葬と考えられる。
  • 甲立古墳 発掘調査報告書

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    国史跡申請用報告書。中国山地山奥の尾根上に築かれた4世紀後半の墳長77.5メートルを測る前方後円墳。後円部の墓壙脇に家形埴輪5個体を並べた石敷区画があり、埴輪祭祀の痕跡として注目される。墳丘の三次元レーザー測量図が良い。
  • 東山道駅路発掘調査報告書

    東山道駅路発掘調査報告書

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    長者ヶ原官衙遺跡の附として指定され東山道跡の国史跡申請用報告書。道路オタクは押さえておくべき一冊。レア本である。