レビュー一覧

  • 史跡上総国分尼寺跡 中門・回廊復元事業報告書

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    国史跡上総国分尼寺跡の発掘調査報告書は未刊で、今のところ、この遺跡に関する最も詳細な文献である。中門と回廊の復元は、三河国分尼寺跡(国史跡)でも行われているが、こちらが中門の両脇に取り付く、ごく一部であるのに対して、本例は金堂跡に取り付く全周が復元されており、金堂基壇と、その前に立つ銅燈籠も整備されている。見学をお勧めします。
  • 板付遺跡 環境整備遺構確認調査

    板付遺跡 環境整備遺構確認調査

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    初期農耕集落として、あまりにも有名な国史跡板付遺跡の整備にともなう確認調査報告をまとめたもの。67次におよぶ調査一覧は便利。なお、この遺跡の全体像を知るには『史跡板付遺跡環境整備報告』(市報告書第439集)が一番分かりやすい。
  • 特別史跡山ノ上古墳修復事業報告書

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    特別史跡山ノ上碑の横にあることから、山ノ上碑を、この古墳の墓誌であるとする説もあるが、否定的な見解も示されている。横穴式石室の実測図と、山寄せの墳丘の土層図は基礎データとして重要である。通常のB5判よりも、やや大きめのサイズは珍しい。
  • 「旧三池炭鉱三川坑施設」「三池港高架式鉄道跡」「三井化学横須工場肥料倉庫」

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    とにかく付図の多い文献だが、タイトルの3施設のうち、「鉄道跡」は、「三池炭鉱専用鉄道敷跡」として国の史跡および世界文化遺産となっている。
  • 国指定史跡・八女古墳群 弘化谷古墳

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    岩戸山古墳や石人山古墳で有名な国史跡八女古墳群のひとつ。横穴式石室奥壁の石屋形内に赤色装飾が施されている。墳丘は「全体土塊積み」で構築されている。
  • 山田寺発掘調査報告

    山田寺発掘調査報告

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    吉川弘文館バージョンは、上製本の本文編と図版編が、それぞれケースに入っており、見栄えと丈夫さで優るが、奈文研バージョンは並製本だが、1ケース入りでコンパクトだし、こちらが古書だとしても、値段的に安い。建築史のプロがいるため、主要堂宇の復元などの考察は、さすが。
  • 旧集成館溶鉱炉・反射炉跡 : 旧集成館史跡整備事業に伴う確認発掘調査報告書

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    国史跡旧集成館(島津斉彬が建設した近代的工場群)の史跡整備にともなう調査報告書。「近代化産業遺産群」として世界文化遺産に登録されている。
  • 青葉山公園仙台城石垣修復工事(仙台城跡本丸北壁石垣) 工事報告書

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    仙台城跡(国史跡)の「本丸跡1次調査―石垣修復工事に伴う発掘調査報告書―」も刊行されている本丸北壁石垣の修復工事報告書。とにかく折図が多く、特に上下左右の折図を開くのは正直しんどいが、ここまで詳細なデータの提示は、石垣オタクにはたまらないだろう。
  • 史跡河後森城跡 現在までの調査と成果

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    高知県境に近い愛媛県西南部にある大規模な中世城郭のまとめ的報告。附論として、中井均氏と木戸雅寿氏の論考が本書の価値を高めている。見開き頁で、遺物写真を右側に、左側に郭の平面図を掲載して、城内のどこから出土したかが分かる工夫が良い。
  • 史跡真壁城跡5 中城南部の調査概要

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    出土かわらけの「真壁城編年」が示されており、中世城郭研究に資すること大である。シリーズの中でも「VI」と共に注目される。