レビュー一覧

  • 日本の美術 第118号 押出仏と塼仏

    投稿者名未設定

    信心深い人々の念持仏として製作された押出仏のほとんどが伝世品であるのに対して、塼仏は古代寺院跡から出土するものが多い。金堂などの堂内壁面などに荘厳具として飾られていたものの断片が出土品として発見される。塼仏を知るための基本文献として重要である。
  • 佐渡金銀山 佐渡金山遺跡(北沢地区)

    佐渡金銀山 佐渡金山遺跡(北沢地区)

    投稿者名未設定

    明治時代以降、旧佐渡鉱山で使用された機械部品を製造した工作工場群跡の調査報告書。発掘調査、古図面、古写真などから検討が加えられている。国史跡に追加指定された。「佐渡島金山」は世界文化遺産登録まで、もう少しのところに来ている。
  • 板碑 埼玉県板石塔婆調査報告書

    板碑 埼玉県板石塔婆調査報告書

    投稿者名未設定

    各冊箱入り、ビニールカバー付上製本で、今から45年ほど前の昭和56年刊行ながら揃定価4万5千円という豪華3冊セット。日本で最多の2万基を超える板碑がある埼玉県で優品も多く楽しめます。板碑研究の基礎文献のひとつで、オタクにはたまらない文献。
  • 史跡田儀櫻井家たたら製鉄遺跡調査整備報告書1

    投稿者名未設定

    4箇所の国史跡指定地の中心である宮本鍛冶山内遺跡にある田儀櫻井家墓地の敷地および墓石の修理報告だけでなく、墓石の石材利用と型式学的検討が加えられており、オールカラーの写真と多色刷りの図・表が、とてもビジュアルな作りとなっている。
  • 海会寺 海会寺遺跡発掘調査報告書

    投稿者名未設定

    白鳳期の氏寺で、豪族居館と隣接して発見された海会寺跡(国史跡)の本報告。瓦・風鐸・露盤・塼仏・塑像など302点の出土品は国の重要文化財に指定されている。箱・本文編・図面図版編・付図の箱いずれも青色のレザックで統一されており、経年の日焼けや、シミなどが目立たなくて、とても良い。
  • 荘厳 飛鳥・白鳳 仏のインテリア

    投稿者名未設定

    塼仏壁や塑像など仏堂―仏堂内を飾る遺物などを紹介した、とても良くできた図録。寺院跡から断片的に出土する塼仏や塑像などの本来の姿を考えるうえで示唆に富んでいる内容。
  • 桜木遺跡5 東京都世田谷区桜1丁目27・28・29番の発掘調査記録

    桜木遺跡5 東京都世田谷区桜1丁目27・28・29番の発掘調査記録

    投稿者名未設定

    A4サイズより、ひとまわりほど大きな箱に、A4横サイズの「調査の概要」(オールカラー)と、過去の調査区を含む全測図の「付図」、総頁302頁の本文編のデータを収めた「DVDROM」のディスクのセットで、あまり見かけない体裁だが、世田谷区では同体裁のものが、他に2点刊行されている。内容は縄文時代中期の環状集落です。
  • 羽山装飾横穴発掘調査概報

    投稿者名未設定

    福島県浜通りには、彩色壁画の施されている横穴墓が目立つ。中田横穴墓、泉崎横穴墓、清戸迫横穴墓、そして羽山横穴墓が国の史跡に指定されている。写真測量による壁画の実測図がモノクロなのが残念。
  • 敏満寺は中世都市か? 戦国近江の寺と墓

    投稿者名未設定

    地方出版社として、とても良い仕事するサンライズ出版。国指定史跡敏満寺石仏谷遺跡をめぐるシンポジウム記録をまとめた一冊。高速道路脇にある遺跡は、石塔石仏などの盗難防止のためか、ブルーシートに覆われていたのが残念。今はどうなっているのでせうか。
  • 古代山城鞠智城を考える

    投稿者名未設定

    八角形三重の建物で有名な古代山城跡鞠智城をめぐるシンポジウム記録集。この遺跡を知るうえで格好の本である。