レビュー一覧

  • 美作・佐良山の古墳

    美作・佐良山の古墳

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    岡山県津山市の美和山古墳群(国史跡)の南側に分布する群集墳を紹介した図録。桑山5号墳から出土した鈴付高杯はおもしろい。陶棺など地域性のある古墳群を取り挙げており、ローカルな古墳群に光を当てた内容は良いと思います。
  • 江戸城外堀跡 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡 〈考察編〉

    江戸城外堀跡 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡 〈考察編〉

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    地下鉄南北線建設にともなう発掘調査の考察編。江戸城外堀の盛土上に石組の大下水や玉川上水の遺構などが重複する。江戸の大規模な造成工事の一端を示す。また、地震痕跡に関する分析など近世の大都市「江戸」を考えるうえで重要な報告。
  • 平安宮 1

    平安宮 1

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    現在の京都市街地と重複する平安宮跡で実施された発掘調査成果をまとめたもの。大極殿や豊楽殿の一部は国の史跡となっている。改めて平城宮跡が面的に保存されているのは、すごいことだと思う。
  • 菅谷たたら山内総合文化調査報告書

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    島根県雲南市にある「菅谷たたら山内」は全国で唯一、たたら製鉄施設の高殿が現存することから、国の重要有形民俗文化財に指定されており、元小屋・米倉・金屋小祠・山内祠も指定対象となっている。これらに関連する8編の論考が掲載されている。たたら研究にとって重要な文献。
  • 夏見廃寺

    夏見廃寺

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    白鳳期創建の寺院跡の発掘調査報告書。斜面に建てられた金堂跡と、参道の階段などが検出され、国の史跡に指定された。出土遺物では、塑像の螺髪約60点や、塼仏399点(図示されたもの)が注目される。山田猛氏の『夏見廃寺の研究』と本書を比較してみるのもおもしろい。
  • 嶋遺跡 範囲確認調査報告書

    嶋遺跡 範囲確認調査報告書

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    嶋遺跡は、古墳時代後期の集落遺跡で、大量の建物部材が出土したことなどから国の史跡に指定されている。本書は、指定地外の確認調査報告書の1冊目で、貼床を施した平地建物などが確認された。
  • 史跡江戸城外堀跡 牛込門跡石垣修理工事報告

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    JR飯田橋駅西側駅前にある牛込門跡の石垣修理報告書。神奈川県真鶴町で採掘した新補材で補った石垣部分と本来の石垣は、例えば土器の欠けた部分に石膏で補ったようなコントラストが見られ、違和感を覚えるが、どの箇所が新材なのかが良く分かるのが良いとも思われ、意見が分かれるところである。
  • 夏見廃寺の研究

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    白鳳期に創建され、天平期に修造された夏見廃寺跡(国史跡)の発掘調査報告書の問題点の指摘や、文献史方面からの寺院名などの考察などが掲載されている。立地的制約から講堂が、金堂に向かって左下に建てられているのが珍しい。
  • 安宅荘中世城郭群総合調査報告書

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    国史跡申請用報告書。安宅(あたぎ)荘に本拠を置いた安宅氏は、熊野水軍を率い活躍した。本書に掲載されている城館のうち、安宅氏居館跡、八幡山城跡、中山城跡、土井城跡、要害山城跡が「安宅氏城館跡」として国の史跡に指定された。
  • 鞍馬寺経塚遺物

    鞍馬寺経塚遺物

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    1966年に刊行された『国宝鞍馬寺経塚遺物修理報告書』と、ほぼ同内容で、こちらのほうが参考資料の数が多い。「修理報告書」のほうが、古書として出回っている数が多い。