レビュー一覧

  • 東京都新宿区 三栄町遺跡8

    東京都新宿区 三栄町遺跡8

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    江戸遺跡と複合する縄文時代中期後半の環状集落。今回の調査区では江戸時代の遺構・遺物は検出されず、縄文時代中期の住居跡23軒などが発見された。この遺跡で該期の住居跡がまとまって報告されている報告書は、本書のほか、「6」と「13」である。
  • 史跡興国寺城跡調査報告書 発掘調査報告編・史料編

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    国史跡興国寺城跡の確認調査報告書。図と写真を並んで掲載しており、調査区の位置関係を示す小さな全体図を示すなど様々な工夫が見られる。本丸北側の大堀切は深さ8m以上あり、見事の一言。攻められても一回も落城しなかったため、落ちない城として有名である。
  • 国指定史跡 赤松氏城跡 播磨置塩城跡発掘調査報告書

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    16世紀後半の播磨国守護赤松氏の居城(国史跡)の確認調査報告書。最近、事例が散見されるようになってきた塼列建物が検出されており、鍛冶炉なども発見されている。また、焼塩壺の蓋が1点だけだが出土していることは、近世段階での城の何らかの使用痕跡を示しており注目される。
  • 中世熊野の港湾遺跡 新宮津を考える

    中世熊野の港湾遺跡 新宮津を考える

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    国史跡新宮城跡の西側、熊野川際から発見された中世の港湾遺跡をめぐるシンポジウムの発表要旨。新宮城下町遺跡として登録されており、市の公共施設建設にともなう発掘調査の結果、中世の港湾に関係する遺構が発見され、保存が決定。「新宮下本町遺跡」として国の史跡に指定された。発掘調査報告書は、新宮市のホームページで見ることができる。
  • 骨寺村荘園遺跡確認調査報告書 梅木田遺跡・白山社及び駒形根神社・平泉野遺跡・山王窟

    骨寺村荘園遺跡確認調査報告書 梅木田遺跡・白山社及び駒形根神社・平泉野遺跡・山王窟

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    重要文化財「陸奥国骨寺村絵図」に描かれている9箇所の遺跡が国史跡および「一関本寺の農村景観」として国の重要文化的景観に選定されている遺跡の今のところ最後の確認調査報告書。同年には総括報告書も刊行されている。
  • 三栄町遺跡13

    三栄町遺跡13

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    新宿区立歴史博物館の近く、江戸時代の組屋敷と縄文時代中期後半の環状集落が複合する。過去の調査地点を含めて、環状集落の遺構配置などについて触れられている。
  • 静岡県伊東市伊豆石丁場遺跡確認調査報告書

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    神奈川県小田原市早川石丁場、静岡県熱海市中張窪・瘤木石丁場、同伊東市宇佐美石丁場が「江戸城石垣石丁場跡」として国の史跡に指定されたもののうち、本書は、宇佐美石丁場を含む61箇所の石丁場の調査報告。
  • 史跡中寺廃寺跡保存整備基本計画

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    弘法大師ゆかりの満濃池(国名勝)の南方、讃岐山脈の標高700メートル付近の山中にある古代の山岳寺院跡(国史跡)。あまりにも、山の中なので、その存在が長らく不明であった幻の寺。今までの発掘調査成果も掲載されており、中寺廃寺跡を知るのに格好の一冊。
  • 犬山城総合調査報告書

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    国宝の天守閣ばかりが注目されがちだった犬山城の国史跡申請用の報告書。犬山城を知るのに最適な文献で、犬山市で入手可能。お城ファン必携!
  • 復元!興道寺廃寺をとりまく景色  古代寺院の景観を考える

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    国史跡興道寺廃寺跡をめぐるシンポジウム記録集。とても内容の濃いレポートが多いが、特に海野聡先生の「7・8世紀の金堂からみた興道寺廃寺の建築的特徴」は興味深い。