レビュー一覧

  • 埋蔵文化財調査報告書

    埋蔵文化財調査報告書

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    タイトルだけでは何が載ってるの?という感じだが、国史跡鏡山城跡の測量調査と確認調査の成果が掲載されている。
  • 讃岐国府跡1

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    昭和52年度の第2次調査から昭和59年度の第9次調査までの確認調査報告。国史跡申請用の報告書は、残念ながら本書ではなく、2019年に刊行された『讃岐国府跡2』(厚さ5.5センチ、2分冊、箱入り)である。
  • 八上城・法光寺城跡調査報告書

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    明智光秀による丹波攻略の際に最大の攻防戦が行われたことで有名な城郭。本書は国史跡申請用の報告書である。表紙の地形図に城郭の遺構部分を赤色で表示しており、とても分かりやすい。非常に細かい城郭の地形測量図が別図として添付されている。
  • 置塩城跡総合調査報告書

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    「赤松氏城跡」として国の指定になっている城跡のひとつ。室町時代の築城と考えられ、標高440mの急な尾根上に存在する。文献調査と測量調査が主で、発掘調査(確認調査)は行われていない。石垣に関しては中井均氏の考察が掲載されている。
  • 国指定史跡 赤松氏城跡 白旗城跡

    国指定史跡 赤松氏城跡 白旗城跡

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    南北朝時代に築かれたと考えられる赤松氏の城跡。置塩城跡(姫路市)、感状山城(相生市)と共に国の史跡に指定されている。標高440mの急峻な山頂にあり、いかにも南北朝期の山城である。戦国時代に改修された石垣も見られ、考察も加えられている。
  • 勝山御殿跡 幕末に築城された近世最終期の城郭

    勝山御殿跡 幕末に築城された近世最終期の城郭

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    1864年に完成した近世最後の城郭。石垣上に土塁を設ける近世城郭と台場の築城技術が見られる。本書は、国史跡申請用報告書だが、史跡指定の答申が出されるまで7年ほど年数が経っている。カラー写真を多用するなど、とても分かりやすい内容となっており、お勧めです。
  • 先人たちの軌跡 宮ヶ瀬遺跡群発掘調査の記録

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    宮ケ瀬ダム建設にともない大規模で広域の発掘調査が実施された20箇所ほどの遺跡のダイジェスト版。各時代にわたって興味深い成果が得られているが、特に縄文時代中期から後期の敷石住居跡はステキ!大冊の報告書が複数刊行されているが、収納に困るほどの分量なので、本書のような普及版は、とても便利である。
  • 未来への伝言 宮久保遺跡発掘調査の記録

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    神奈川県公立高等学校100校新設計画により発掘調査が行われた綾瀬西高校用地のダイジェスト版。井戸から出土した天平五年(733)の木簡は話題となった。それにしても100校つくっても、統廃合によって校数が減っているのが現状。やれやれ…。
  • 吉見の百穴と東日本の横穴墓 埼玉考古学の幕開け

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    学史上で「住居か、墳墓か」という論争にもなった吉見百穴(ひゃくあな)を紹介した特別展図録。明治時代の写真は、とてもレトロ。東日本などの主要な横穴墓なども取り挙げられており、とても内容のある文献となっている。
  • キトラ古墳学術調査報告書 

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    キトラ古墳(国特別史跡)の墳丘範囲確認調査報告と、NHKの協力で実施された小型カメラによる壁画の探査結果などを掲載。キトラ古墳に対する初期の対応を記録した重要文献。