レビュー一覧

  • 蒜山原四つ塚古墳群 (改訂版)

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    中国山地の奥深く、あの「八つ墓村」のモデルとなった八束村(現在は真庭市)にある古墳群。昭和4年に並んでいる4基が国史跡に指定されたためか四つ塚と呼ばれているが、実際は16基で、このうち14基が現在指定されている。墳形を良く留めており、それぞれ特徴のある主体部をもつ。雪山を望む高原風景の写真を使った表紙が良い。
  • 鬼塚古墳 保存修理報告書

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    国東半島の北端にある横穴式石室玄室壁面3箇所に線刻壁画をもつ円墳(国史跡)の保存修理工事報告。玄室床面からは、16世紀の土壙墓2基が並んで発見されており、古墳の再利用を示す。本書の表紙には、玄室右壁に描かれた2羽が向きあっている鳥を使っており、粋である。
  • 免ヶ平古墳発掘報告書

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    川部・高森古墳群(国史跡)のひとつで、4世紀後半の全長51mの前方後円墳。竪穴式石室から、獣文帯三神三獣鏡をはじめとする副葬品が発見された。「研究紀要」として刊行されているだけあって、主体部や副葬品に関する考察も充実している。
  • 史跡 寺地遺跡

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    全国で最初に発掘された硬玉の工房跡(竪穴建物)や、16m×10mの範囲に集合した配石群が見事な縄文時代中期から晩期の遺跡(国史跡)。配石群中にある炉状配石内には焼人骨があり、四本柱の木柱も検出されるなど、あやしげな祭祀痕跡がステキ。現在は史跡公園となっています。ケース付上製本で装丁も立派です。
  • 日本古代の郡衙遺跡

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    何々郡衙関連遺跡と言われる有名な遺跡でも、実際に何郡の役所とか正倉、駅家とか分かりづらい報告が多い。本書は、このような悩みを解決してくれる、とても良いインデックス本。品切れになっているのも納得。
  • 泉坂下遺跡と再葬墓研究の最前線

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    国史跡および重要文化財指定記念シンポジウムの討論記録や、発表要旨、関連遺跡などを紹介したもの。再葬墓について勉強するのに最適な文献である。
  • 泉坂下遺跡7 保存整備事業に伴う第6次確認調査報告

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    弥生時代中期の再葬墓群として国史跡に指定された泉坂下遺跡は、縄文時代晩期中葉の石棒が207点も出土しており、未製品や砥石なども発見されていることから、石棒を製作していたことが明らかとなった。確認調査報告書の6と本書で詳細がふれられている。
  • 浦間茶臼山古墳

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    全長138mを測る古墳時代初頭の前方後円墳(国史跡)。箸墓古墳の二分の一の規模で築造されていると考えられている。竪穴式石室は盗掘を受けていたが、見事な積み方である。真陽社の本なので、図版のコロタイプ印刷が、とてもステキ。
  • 画報 泉坂下遺跡 人面付土器を伴う弥生時代中期の再葬墓群

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    泉坂下遺跡を世に知らしめたきっかけとなった人面付壺形土器(重要文化財)通称「いずみ」が発見された1号土壙墓の出土品などをオールカラーで紹介したダイジェスト版。同じく人面付壺形土器が出土している同市の小野天神前遺跡の資料なども紹介されている。常陸大宮市には、弥生時代中期の再葬墓が4遺跡で発見されているが、この数は、全国で最多である。市役所隣にある歴史民俗資料館で入手できます。
  • 泉坂下遺跡3 保存整備事業に伴う第2次確認調査報告

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    弥生時代中期の再葬墓群が発見された泉坂下遺跡を国史跡にするための確認調査報告書の2冊目。確認された土器棺は、保存目的のため原則検出を行わず、位置などの記録化に留めている。本書で注目すべきは、古代のサメの一種、メガロドン(ムカシオオホホジロザメ)の歯の化石や、サメ類の歯および、それを加工した垂飾に関する分析である。