レビュー一覧

  • 仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝

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    本は良好な状態で数日以内に到着しました。壮大な写真。出品者様には心より感謝申し上げます。
  • 女堀 中世初期・農業用水址の発掘調査

    女堀 中世初期・農業用水址の発掘調査

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    赤城山南麓を横断する巨大な用水路。中世初めに掘削工事が開始されたが、未完成に終わった。本報告をもとに、前橋市と伊勢崎市の6地点が国史跡に指定された。古書として入手できるので興味のある方はどうぞ。
  • 中山大塚古墳

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    奈良県天理市所在。大和古墳群に属する長径130mの前方後円墳。盗掘を受けているものの竪穴式石室は見事である。本書の学術調査後に国史跡に指定された。墳丘は、中世に城郭として利用されている。畿内の大型古墳は、近くの黒塚古墳(国史跡)をはじめ、城に転用された事例が目立つ。本書は、古書として出回ることがあるのでチェックしてみよう。
  • 史跡大安寺旧境内1 杉山古墳地区の発掘調査・整備事業報告

    史跡大安寺旧境内1 杉山古墳地区の発掘調査・整備事業報告

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    タイトルだけ見ると、寺院の報告書だが、大安寺北方にある径154mの前方後円墳(5世紀後半)と、その墳丘斜面に造られた5基の瓦窯跡の報告。平城京造営の際に取り壊されなかった数少ない古墳で、大安寺の修理に使われた瓦を焼くなど土地利用の観点からも興味深い事例である。古書として出回ることが稀なので、入手できたらラッキー!
  • 国史跡 星ヶ塔黒曜石原産地遺跡

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    2021年8月21日(土)NHK総合チャンネルで放送された「ブラタモリ 182回」でも紹介された縄文時代の採掘遺跡。国有林内にあり、遺跡へ行く、まともな道路がないため通常は見学できないが、テレビ放映に便乗したガイド付きツアーが開催されている。本書は、遺跡の概要を紹介したダイジェスト版となっている。
  • 国指定史跡 良文貝塚

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    昭和5年(1930)に千葉県内で最初に国史跡に指定された貝塚。表紙写真の香炉形顔面付土器は県の文化財で、かなり不気味である。本書が、昭和4年(1929)大山柏(史前学会)により報告された概報を除き、本遺跡に関する初の公式文献である。
  • デーノタメ遺跡

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    縄文時代中・後期の大規模環状集落に低地の「生もの」ざくざくの危険な遺跡。北本市は予定していた土地区画整理事業を見直し、文化庁に国史跡を申請するらしい。北本市のホームページ上には総括報告書もアップされている。本書(概報)を見てるだけでヤバさが伝わってくる。関係者の皆さま、おつかれさまです。
  • 向山古墳群 向山古墳群・瓶山古墳群・石馬谷古墳の調査

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    史跡妻木晩田遺跡の西側のふもと、現在は米子市に合併された旧淀江町に所在する古墳群の国史跡申請のための報告書。表紙写真の岩屋古墳(向山1号墳)は、切石による横穴式石室をもち、玄門の切り込みは見事である。長者ヶ平古墳の巨大な横穴式石室は、鳥取地震で石材がズレて、侵入が危険な状態。本州で唯一の石馬(重要文化財)が出土したとされる石馬谷古墳は、夏に訪れた時に、どこが墳丘なのかも判別できないほど草ぼうぼうだった…いずれにしても鳥取県西部の所要な古墳群であり注目!持ってて損なしです。
  • 特別史跡 大湯環状列石 1

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    大湯環状列石といえば、B5版サイズの『特別史跡大湯環状列石発掘調査報告書』1〜25が思い浮かぶが、実はこれらは年次の概要報告のようなもので、A4版ケース付の(I)が「遺構編」、2010年に刊行された(II)が「遺物編」で、IIIが「総括編」という構成になっている。未だ古書として出回った形跡の認められない(III)がほしい今日この頃です。
  • 新尾道市史 文化財編 上巻

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    浄土寺本堂・多宝塔、向上寺三重塔の3件の国宝、21件の重要文化財建造物をはじめとする文化財の宝庫尾道市。各建造物の平面・断面・立面図なども掲載されている決定版!建造物ファンの方は、持っていて損なし。