レビュー一覧

  • 国指定史跡 相島積石塚群保存整備事業報告書1

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    前方後方墳1基を含む254基の積石塚群(国史跡)の整備事業報告。とにかく折り込み頁の多い本だが、積石塚の整備のお手本となるような内容である。
  • 相島積石塚群

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    福岡市の東北側に接する新宮町から7.5kmの沖に浮かぶ相島の東側海岸沿いに分布する5世紀代を中心とする254基の積石塚群の本報告で、国の史跡に指定された。離党の海岸沿いにある積石塚群としては最も大規模なものである。
  • 三原田諏訪上遺跡4 群馬県指定史跡:三原田諏訪上遺跡瓦塔設置仏教遺構 奈良・平安時代、中世編

    三原田諏訪上遺跡4 群馬県指定史跡:三原田諏訪上遺跡瓦塔設置仏教遺構 奈良・平安時代、中世編

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    瓦塔と瓦堂を設置していた仏堂が発見され、群馬県指定史跡となった。瓦塔や瓦堂が実際に設置されていた遺構の発見例は珍しい。
  • 小笠原村 北硫黄島 石野遺跡

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    小笠原諸島の遺跡分布調査をきっかけに調査された鏡石と呼ばれる巨石を中心とする祭壇状遺構と石列、線刻画のある巨石などからなる墓地と思われる遺跡。弥生時代中期頃のものと考えらえており、沖縄方面との共通性が示されている。なお、「東京都埋蔵文化財発掘調査報告」は、本書を最後に刊行されていない。
  • 忠生遺跡 町田市内最大遺跡の発掘と成果

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    土地区画整理事業にともない25年間にわたり実施された調査成果を紹介した企画展示図録。縄文時代中期の拠点集落をはじめ、古代集落、横穴墓群、中世墓群など見どころも多い。大部な報告書も複数刊行されているが、本書は、ダイジェスト的な内容で分かりやすい。ちなみに、町田市立博物館で展示期間中に完売した唯一の図録らしい。
  • 毛呂山町 堂山下遺跡

    毛呂山町 堂山下遺跡

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    県立養護学校建設にともない発掘調査が行われ、鎌倉街道沿いの14世紀から16世紀初頭の宿場跡「苦林宿」であることが判明した。遺跡は鎌倉街道をはさんで東側にも良好な状態で、遺存しており、「鎌倉街道上道」の構成要素のひとつとして国史跡となった。現在は、町営グラウンドの地下に保存されている。
  • 黒塚古墳から藤ノ木古墳へ至る古墳時代における染織文化財の総合的研究

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    古墳副葬品類を包んでいたであろう繊維痕跡を拡大顕微鏡などにより写真撮影した80点ほどの大和の古墳出土品のカラー写真を中心に掲載した科研の報告書。詳細は難しくて良く分からないものの、新しい研究の切り口として今後の可能性を感じさせる。
  • 平成15年度国庫補助による発掘調査報告書

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    纏向型前方後円墳の矢塚古墳の1/500の測量図と、墳丘復元図などが掲載されている。あまり有名ではないが、纏向古墳群のひとつとして国史跡に指定された。
  • 長坂聖天塚古墳

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    6基の埋葬施設をもつ円墳で、銅鏡や線刻のある石製刀子など豊富な副葬品が出土。墳丘は埼玉県指定遺跡、出土品も県指定考古資料となった。昭和49年(1974)の調査から本報告までこぎつけた関係各位に敬意を表したい。
  • 文京区 動坂遺跡

    文京区 動坂遺跡

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    縄文時代中期の貝塚をともなう集落遺跡と、千駄木鷹匠屋敷跡の複合遺跡。貝塚を中心とした部分は、東京都の史跡に指定された。また、江戸遺跡の調査の初期のものである。