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都塚古墳発掘調査報告書 飛鳥の多段築墳の調査
明日香村と関西大学の合同調査で実施された確認調査報告。多段築の古墳であることが判明。国史跡に指定された。韓半島との比較など考察がとても充実している。投稿者名未設定
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東田大塚古墳 奈良盆地東南部における纒向型前方後円墳の調査
3世紀後半の纒向型前方後円墳のひとつである東田(ひがいだ)大塚古墳。墳丘下の遺構との層位的関係がおさえられている極めて重要な古墳。纒向古墳群のひとつとして国史跡に指定されている。ホケノ山古墳、纏向石塚古墳などと共に入手困難な古書である。投稿者名未設定
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曲崎古墳群調査報告書
長崎本土から橋で渡れる牧島突端の海岸際にある33基ほどの積石塚の分布および発掘調査報告。本書刊行の翌年に国史跡に指定された。現地を訪れた時には、駐車場もなく、木道がわずかに設けられていた程度であった。牧島の民俗調査結果も掲載されているが、明治時代頃までに石を積み上げた埋墓であり、古墳時代以来?積石塚が存続していた可能性があることは興味深い。投稿者名未設定
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平山遺跡 大型四面廂建物跡の保存目的発掘調査(HY81)報告書
平山遺跡 大型四面廂建物跡の保存目的発掘調査(HY81)報告書
土地区画整理事業にともなう発掘調査で発見された古代の大型四面廂建物跡を中心とした豪族居宅の保存目的の確認調査報告書。各地の事例との比較検討も行われている。新聞報道などでも話題となった。投稿者名未設定
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奈良県桜井市多武峰念踊崛地区の研究 : 増賀上人墓及び中・近世石塔群の調査
「とおのみねねずきちく」と読みます。紫蓋寺跡にある平安時代の高僧増賀上人の墓とされる2段の円形に石を積んだ珍しい形の墳墓の測量調査と周辺地域の石造物の分布調査報告。表紙に写真のある販売用と、文字だけの配布用の2バージョンがあります。投稿者名未設定
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史跡片山廃寺跡発掘調査報告書(遺物編)
東名高速道路建設にともない発掘調査が実施され、講堂と僧房跡が高架で保存され、国史跡に指定された駿河国分寺跡と推定される寺院跡は長らく未報告だったが、「主要遺構編」と「遺物編」が遅まきながら刊行された。「遺構編」は品切だが、「遺物編」は静岡市役所で購入できる。近くの2箇所の瓦窯跡からの出土遺物などが報告されている。投稿者名未設定
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国史跡 荻外荘(近衛文麿旧宅)
「てきがいそう」と読みます。戦争犯罪人の近衛文麿がGHQの逮捕命令を受けた当日に、ここで服毒自殺をした場所です。現在、一般公開に向けて杉並区が準備しています。杉並区初の国指定史跡となりました。投稿者名未設定
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住田古瓦コレクションの世界 : 瓦に魅せられて
東京都の副知事などを務めた故住田正一氏が収集した全国の国分寺瓦などのコレクションが国分寺市に寄贈され、武蔵国分寺跡資料館の開館記念特別展として開催された図録。投稿者名未設定
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武蔵国分寺のはなし 見学ガイド 改訂2版増補版
初版1988年、改訂版2002年、改訂二版2010年ときて、2014年の改訂第二版の増補版とリニューアルをくりかえす武蔵国分寺跡の公式ガイドブック。カラー写真と図を中心とした充実した内容で、おすすめ。武蔵国分寺跡資料館で販売している。投稿者名未設定
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壬生愛宕塚古墳
壬生町が実施している3基の国史跡古墳(牛塚・車塚・愛宕塚)の学術調査報告書の3冊目。調査は国庫補助を受けているものの、報告書印刷費は町単費で対応しているため、町の歴史民俗資料館で販売しているという、とても賢いやり方。国庫補助金で報告書を印刷しているため販売できませんという馬鹿な自治体が多い中で大変評価できます。測量調査のみだった下野型前方後円墳の確認調査で、埴輪、葺石、墳丘構造などの詳細が判明。考察も、とても充実しています。超お勧め!投稿者名未設定
