レビュー一覧

  • 八天遺跡 (昭和50年〜昭和52年度調査) (本文編)

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    縄文時代後期を中心とする遺跡(国史跡)で、墓壙から出土した土製耳・鼻・口は重要文化財。整備のため、令和2年度から北上市埋蔵文化財センターが確認調査を実施している。(図版編)と共に興味のある方はどうぞ。
  • 天慶塚古墳1・寮の坂東遺跡2

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    古墳の残存状況は良くないが、長さ40mの帆立貝形前方後円墳と推定され、御岳山古墳(都史跡)の前代の首長墓と考えられる。破片であるが、主体部は長持形石棺であったことが判明した。東国では5例目の発見となる。詳細な考察も加えられており、多摩川下流域の古墳群に新知見を加えた重要な報告である。
  • 埼玉県指定史跡滝の城跡 発掘調査概報

    埼玉県指定史跡滝の城跡 発掘調査概報

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    北條氏照の支城として天正18年(1590)に豊臣秀吉の小田原攻めで、八王子城と共に落城した中世城郭で行われた緊急発掘調査と史跡整備のための確認調査の成果をまとめたもの。北条の城で特徴的とされる障子堀や地鎮跡、門跡などがカラー写真で紹介されている。本誌は、所沢市の公式ホームページでも見ることができる。
  • 三戸遺跡発掘調査報告書 神奈川県三浦市

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    縄文時代早期のタイプサイトの未報告資料をまとめたもので、まずは関係各位に敬意を表したい。土器の写真も、しっかりしており、今後の研究に役に立つ文献となることはまちがいない。縄文土器の好きな方は、持ってて損しないだろう。
  • 論集 松江城(1)

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    まず、この価格でこのボリュームに驚かされる。内容的にもクオリティの高い論考揃いで、お城ファン必携の1冊。個人的には、鈴木一有さんの「堀尾氏領有期の浜松城」が興味深い。行政と地元出版社がコラボした好例。
  • 特集「シンポジウム 山王塚古墳 上円下方墳の謎に迫る」記録集

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    日本最大の上円下方墳で、国史跡に指定(答申)された山王塚古墳のシンポジウム記録。広瀬和雄をはじめ4名の発表記録、シンポジウム討論、関連論文3篇からなる。企画展「山王塚古墳」の図録と共に、川越市立博物館で入手できる。北武蔵の古墳研究者はもとより、終末期古墳に興味のある方必携の文献。
  • 敵を阻む城、にぎわう城下 : 戦国時代の本佐倉城と千葉氏の歴史

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    酒々井町と佐倉市にまたがる本佐倉城跡の国史跡指定20周年を記念した講演会の記録集。地域史、交通史、城郭史、文化史など様々な視点からの7篇の発表と考古学方面の論考2篇、関係資料などからなる記録集。とても充実した内容で、とても勉強になります。お城ファン必携の一冊です。
  • 埼玉県指定史跡「滝の城跡」整備発掘調査報告書 : 第1〜8次発掘調査

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    北条氏照の支城だったが、1590年(天正18年)に豊臣秀吉の小田原征伐の際に急襲され、八王子城と共に落城した。かつて「血の出る松」と呼ばれ、木肌を傷つけると赤色の樹液が出ると伝えられる大きな黒松があったが、伐採されてしまった。遺存状態のよい中世城郭の報告書である。
  • 調布市下布田遺跡 古代編

    調布市下布田遺跡 古代編

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    縄文時代晩期の国史跡下布田遺跡の北側、土地区画整理事業対象地の報告。下布田古墳群の9基の円墳などが調査された。中でも狐塚古墳(下布田6号墳)は、墳丘径約44mで、横穴式石室から大刀などが出土している。石室は河原石積だが奥壁のみ切石が使用されている。本墳は、公園として保存され、東京都の史跡に指定された。考察で周溝内土坑・L字状墓の分析が加えられている。多摩川流域の古墳群を考えるうえで持っていて損しない文献です。
  • 国指定史跡真福寺貝塚総括報告書第1集 第1期確認調査報告書

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    みみずく土偶(重要文化財)で有名な真福寺貝塚(国史跡)の第1期確認調査の総括報告書。さいたま市と合併前の岩槻市当時に奈文研の協力で行われたレーダー探査の結果も再録されていて、本書の価値を高めている。現在、貝塚中心部は立入禁止となっているが、昨今話題となっている環状盛土を観察することができる。史跡整備が望まれる。