レビュー一覧

  • 図録 文堂古墳

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    但馬国の7世紀の古墳で兵庫県史跡に指定されており、出土品も県の有形文化財(考古資料)になっている。出土品の再整理報告書『文堂古墳』が入手できなかった人も、本書で概要を知ることができる。オールカラーで横穴式石室や出土品類の素敵な写真が載っており、良くできた図録である。
  • 東京都指定史跡:宝莱山古墳

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    多摩川台古墳群では、亀甲山古墳(国史跡)と共に、前期の前方後円墳である宝菜山古墳。後円部が掘削されており、前方部のみが残るが、本書の確認調査により詳細が明らかになった。多摩川流域の古墳群を考えるうえで重要な存在である。
  • 阿光坊古墳群発掘調査報告書

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    本州最北の群集墳で、国の史跡に指定されている。古墳群入口には立派なガイダンス施設もオープンし、古墳の一部は整備されている。現地を訪れると、個別の古墳は小規模だが、その数には圧倒される。
  • 天文台構内古墳1

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    切石切組の横穴式石室をもつ上円下方墳。本書は、国史跡を申請するために作成されたものだが、結果、指定には至らず。最近、埼玉県川越市の山王塚古墳が上円下方墳として国史跡に指定されたが・・・。いずれにしてもとても良い古墳の報告書であることは間違いない。2022年5月頃までは三鷹市で購入できたが、現在は品切れとなっている。
  • 狛江古墳群 猪方小川塚古墳発掘調査報告書

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    7世紀中葉の径29mの円墳。切石切組積みの横穴式石室をもつ。狛江古墳群は、古墳時代中期から後期にかけての「初期群集墳」とされているが、本墳は、狛江古墳群中で最も新しく、多摩川流域の首長墓のひとつと捉えられる。石室を含む墳丘と周溝の一部は整備され、東京都の史跡に指定された。
  • 上牧久渡古墳群発掘調査報告書2

    上牧久渡古墳群発掘調査報告書2

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    確認調査報告書の2冊目。群中で唯一の前方後円墳の1号墳と、画文帯神獣鏡が出土した3号墳の確認調査が実施され、和泉黄金塚古墳(国史跡)出土鏡との比較検討が行われている。奈良県内では、古墳空白地の上牧町にあって注目すべき古墳群である。
  • 仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝

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    本は良好な状態で数日以内に到着しました。壮大な写真。出品者様には心より感謝申し上げます。
  • 女堀 中世初期・農業用水址の発掘調査

    女堀 中世初期・農業用水址の発掘調査

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    赤城山南麓を横断する巨大な用水路。中世初めに掘削工事が開始されたが、未完成に終わった。本報告をもとに、前橋市と伊勢崎市の6地点が国史跡に指定された。古書として入手できるので興味のある方はどうぞ。
  • 中山大塚古墳

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    奈良県天理市所在。大和古墳群に属する長径130mの前方後円墳。盗掘を受けているものの竪穴式石室は見事である。本書の学術調査後に国史跡に指定された。墳丘は、中世に城郭として利用されている。畿内の大型古墳は、近くの黒塚古墳(国史跡)をはじめ、城に転用された事例が目立つ。本書は、古書として出回ることがあるのでチェックしてみよう。
  • 史跡大安寺旧境内1 杉山古墳地区の発掘調査・整備事業報告

    史跡大安寺旧境内1 杉山古墳地区の発掘調査・整備事業報告

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    タイトルだけ見ると、寺院の報告書だが、大安寺北方にある径154mの前方後円墳(5世紀後半)と、その墳丘斜面に造られた5基の瓦窯跡の報告。平城京造営の際に取り壊されなかった数少ない古墳で、大安寺の修理に使われた瓦を焼くなど土地利用の観点からも興味深い事例である。古書として出回ることが稀なので、入手できたらラッキー!