レビュー一覧

  • 概説 高輪築堤

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    明治5年(1872)に日本で最初に開業した新橋〜横浜間のうち、田町〜旧品川停車場までの約2.7kmは、海上に堤を造り、その上に鉄道を走らせていた。高輪ゲートウェイ駅西側の開発で、築堤の一部が発掘され、マスコミをにぎわしたのは記憶に新しいだろう。令和3年9月には国史跡にも指定された高輪築堤を紹介した、今のところ唯一の公式本。オールカラーでビジュアルなつくりとなっており、お勧め。
  • 豊田大塚古墳2 6世紀前半における首長墓の調査

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    昭和38年(1963)に実施された発掘調査がきっかけで豊田市に郷土博物館が建設されたという、地元のシンボル的な古墳。古墳は愛知県指定史跡、副葬品は国の重要文化財となっている。石室の構造と検討や、出土品の再実測図が掲載されており、改めて、すばらしい古墳であることを認識させてくれる。リニューアルオープン準備のため休館中だが、報告書の販売の問い合わせには対応してくれる。
  • 山王塚古墳 上円下方墳の謎に迫る

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    全国的にも確認されている事例の少ない上円下方墳のひとつである川越市山王塚古墳(埼玉県指定史跡)の確認調査成果を中心に、各地の上円下方墳と、その可能性がある古墳を紹介。上円下方墳研究には今後必要となる重要文献である。川越市立博物館のホームページをチェックにゃ。
  • 稲童古墳群 福岡県行橋市稲童所在の稲童古墳群調査報告

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    周防灘に面した丘陵上に分布する25基の古墳群の報告。複数の古墳主体部からは、武具や馬具類をはじめとする豊富な副葬品が出土しており、国の重要文化財に指定されている。入手したい人は、行橋市歴史資料館に聞いてみよう。
  • 大深町遺跡発掘調査報告 : 梅田墓の調査

    大深町遺跡発掘調査報告 : 梅田墓の調査

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    大阪市の中心、梅田駅のすぐ北側、再開発の下水管路工事部分、約700m²から200体を超える土葬人骨などを検出。この場所は、江戸時代末から明治時代にかけての「梅田墓」と呼ばれる共同墓地の一角で、当時の庶民の埋葬様相などを示す、なまなましい報告。新聞報道などでもとりあげられました。2022年3月には2冊目の報告書も刊行され、さらに3冊目の報告書も制作中のようです。近世墓などの研究者は要チェックです。
  • 金鈴塚古墳出土品ガイドブック 煌めく金鈴塚

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    国内唯一の金製鈴が出土した金鈴塚。『出土品再整理報告書』のダイジェスト版。厚くて、金額もかさむ報告書を買えない・買わない方にとって、ありがたい図録です。
  • 綿貫観音山古墳のすべて

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    国宝に指定された出土品はもとより、関連する古墳の遺物をオールカラーで見られるだけでなく、高田貫太先生をはじめ日韓のトッププロ6人による論考も充実。入手したい人は、博物館ミュージアムショップのホームページをご覧ください。
  • 国指定重要文化財 宮山古墳出土品

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    竪穴式石室3基をもつ円墳?。第1主体部は盗掘されていたが、第2・第3主体部の副葬品約750点が重要文化財に指定されている。これらの保存修理完了を記念して作成されたオールカラーの図録。入手したい人は姫路市埋蔵文化財センターに問い合わせてみませう。
  • 特別史跡山田寺跡 史跡指定100年

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    山田寺跡は『大和山田寺跡 本文編・図版編』や『山田寺跡出土建築部材集成』という、すばらしい報告書が刊行されていますが、その調査研究成果をまとめたものの中では最も優れた内容と言えるでしょう。持ってて絶対損はしません。
  • 備後国府関連遺跡1

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    昭和43年から平成25年までの長年におよぶ備後国府跡の調査成果をまとめた総括報告。出土土器の編年から地区設定と時期区分を行ない詳細な分析が加えられている。また、全国で国史跡に指定されている各地の国府跡との比較検討も試みられており、国府・官衙遺跡を研究するうえで、重要な文献になることは間違いない。