レビュー一覧

  • 城の山古墳発掘調査報告書(4次〜9次調査) 

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    新潟県では三番目の大きさの円墳(径約40m)で国史跡に指定されている。豊富な副葬品が話題となった。報告書では、各方面のプロによる12篇の論考が充実しており、日本海側の古墳文化を考えるうえで重要である。胎内市教委で入手可能。
  • 長法寺南原古墳の研究

    長法寺南原古墳の研究

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    長岡京市に所在する前方後方墳で、国史跡乙訓古墳群に追加指定された。長岡京市埋蔵文化財センターから比較的近い丘陵頂部にあるが、竹林内にある墳丘はわかりづらい。ちなみに、阪大考古学研究報告の第3冊は、同市内にある井ノ内稲荷塚古墳(国史跡)の研究である。乙訓古墳群関連の研究報告書は、向日市・大山崎町も含め、まとまってきており、改めて注目して良いだろう。
  • 難波宮址の研究 第9

    難波宮址の研究 第9

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    このシリーズでは、約7cmと最も厚みがあり、定価も高いが、大阪市文化財協会で買うことができる。大阪市中央体育館地域の発掘調査で、徳川氏大坂城までの6期に及ぶ遺構が検出されているが、最も古い5世紀の大型建物群(倉庫)や前期難波宮の3棟以上の総柱建物に、ひと続きの屋根を架けた正倉院宝庫や法隆寺網封蔵(こうふうぞう)のような双倉構造の倉庫などが注目される。このエリアは、難波宮址の一部として国史跡に追加指定されており、現在北側に建つ大阪市歴史博物館の前庭として、高床倉庫が復元されている。
  • 元稲荷古墳の研究

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    国史跡乙訓古墳群を構成する向日丘陵古墳群の調査研究報告の第2冊。ちなみに、第1冊は寺戸大塚古墳、第3冊は五塚原古墳です。墳長94mの前方後方墳で、前年(2014)には、向日市埋文調査報告書第101集として正式報告も刊行されているが、本書では、16篇にも及ぶ考古学の論考は、まさに「研究」を冠するに値する内容となっています。ちなみに、第3冊の「五塚原古墳の研究」は向日市埋文センターでも販売しています。
  • 上牧久渡古墳群発掘調査報告書

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    「かんまきくどこふんぐん」と読みます。宅地開発計画を契機に発掘調査が実施され、国史跡に指定された。同一丘陵上に分布する前方後円墳(1号墳)と方墳(3号墳)、円墳(2・4〜7号墳)からなり、古墳時代前期と終末期のもので、3号墳からは画文帯環状乳神獣鏡が出土しており、和泉黄金塚古墳(国史跡)と同型鏡である。白石太一郎先生や樋口隆康先生の論考も掲載されている。上牧町の公式ホームページで、この報告書を全頁見ることができる。
  • 中津市の中近世城館 各説・総括編

    中津市の中近世城館 各説・総括編

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    大分県では初めて自分の自治体内の城館の悉皆調査を実施(通常は県単位で行われることが多い)。遺跡の現況や特徴などが良く分かり、城館の分布確認調査報告書のお手本となるような出来ばえ。中津市博物館で扱ってます。
  • 梅林遺跡第14地点発掘調査報告書 下谷保10号墳・梅林1号横穴墓

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    多摩川中流域の主要古墳群のひとつである谷保古墳群で新たに発見された円墳で、截石造り胴張り複室プランの横穴式石室などの報告。谷保古墳群では河原石積みの横穴式石室のみが検出されていた中で、よりグレードの高い截石造りの石室が発見されたことは興味深い。
  • 石塔寺三重石塔のルーツを探る 日韓文化交流シンポジウムの記録

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    古代の石塔で最も朝鮮半島チックな石塔寺三重石塔(重要文化財)。この石塔は、平安時代の1006年に掘り出されたものと伝えられ、三重塔を中心に置かれた1万基もの石塔や石仏は圧巻のひとこと。見学をおすすめします。それにしても、サンライズ印刷は、近江に関するとても良い本を沢山出版していますね。
  • 定北古墳

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    7世紀から8世紀初頭にかけての方墳6基からなる大谷・定古墳群(国史跡)のひとつ。6基はいずれも石垣状の外護列石をもつ段構造という特徴的なもので、定北古墳では横穴式石室内から4基の陶棺が発見されている。定東塚・西塚古墳や大谷一号墳の報告書は真庭市教育委員会に問い合わせしてみよう。
  • 史跡大鹿窪遺跡 発掘調査総括報告書

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    縄文時代草創期の集落遺跡で国史跡に指定されている。現在整備計画が進行中。この遺跡で最も注目すべきは、竪穴建物のすぐ近くまでおしよせた富士山の火砕流が検出されていることで、災害との関係でも大変興味深い事例である。