レビュー一覧

  • 国指定史跡 赤松氏城跡 白旗城跡

    国指定史跡 赤松氏城跡 白旗城跡

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    南北朝時代に築かれたと考えられる赤松氏の城跡。置塩城跡(姫路市)、感状山城(相生市)と共に国の史跡に指定されている。標高440mの急峻な山頂にあり、いかにも南北朝期の山城である。戦国時代に改修された石垣も見られ、考察も加えられている。
  • 勝山御殿跡 幕末に築城された近世最終期の城郭

    勝山御殿跡 幕末に築城された近世最終期の城郭

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    1864年に完成した近世最後の城郭。石垣上に土塁を設ける近世城郭と台場の築城技術が見られる。本書は、国史跡申請用報告書だが、史跡指定の答申が出されるまで7年ほど年数が経っている。カラー写真を多用するなど、とても分かりやすい内容となっており、お勧めです。
  • 先人たちの軌跡 宮ヶ瀬遺跡群発掘調査の記録

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    宮ケ瀬ダム建設にともない大規模で広域の発掘調査が実施された20箇所ほどの遺跡のダイジェスト版。各時代にわたって興味深い成果が得られているが、特に縄文時代中期から後期の敷石住居跡はステキ!大冊の報告書が複数刊行されているが、収納に困るほどの分量なので、本書のような普及版は、とても便利である。
  • 未来への伝言 宮久保遺跡発掘調査の記録

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    神奈川県公立高等学校100校新設計画により発掘調査が行われた綾瀬西高校用地のダイジェスト版。井戸から出土した天平五年(733)の木簡は話題となった。それにしても100校つくっても、統廃合によって校数が減っているのが現状。やれやれ…。
  • 吉見の百穴と東日本の横穴墓 埼玉考古学の幕開け

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    学史上で「住居か、墳墓か」という論争にもなった吉見百穴(ひゃくあな)を紹介した特別展図録。明治時代の写真は、とてもレトロ。東日本などの主要な横穴墓なども取り挙げられており、とても内容のある文献となっている。
  • キトラ古墳学術調査報告書 

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    キトラ古墳(国特別史跡)の墳丘範囲確認調査報告と、NHKの協力で実施された小型カメラによる壁画の探査結果などを掲載。キトラ古墳に対する初期の対応を記録した重要文献。
  • 静岡県考古学研究 54号 特集 静岡県内における史跡整備の現状と課題

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    「静岡県内における史跡整備の現状と課題」という特集が組まれ、15本の論考が掲載されている。県内には蜆塚遺跡、登呂遺跡、志太郡衙、遠江国分寺跡、新居関跡など有名な整備例も多く、訪れてみたい遺跡だらけである。掛川市和田岡古墳群(国史跡)中の吉岡大塚古墳は、墳丘にバイクが走りまわっていたというニュースを見たことがあったが、復元整備されていたのは知りませんでした。
  • 山王横穴墓群2: 発掘調査報告

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    工事中に発見された2基の横穴墓の調査報告。出土遺物は出土しなかったが、両者とも3体の人骨を発見。このうち、1号横穴墓の人骨のミトコンドリアDNA分析の結果、中年女性が最初に埋葬され、次に熟年〜老年の男性、最後に中年〜熟年の男性が追葬されていることから、夫婦と息子の関係が想定されるという見解が示されている。
  • 発掘遺構から読み解く古代建築

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    奈文研の日本建築史のプロ6名による、とても内容の濃い1冊。考古屋は、礎石や柱穴、基壇などの上部構造について認識が不足しがち。本書などで勉強しませう。
  • 古墳人、現る 金井東裏遺跡の奇跡

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    大冊な報告書を買えなかった、あるいは買わなかった人も、これ1冊で、甲を着た古墳人をはじめ、火砕流で埋没した遺跡の様子が良く分かる格好の紹介書。お値段も手頃で、お勧めします!