レビュー一覧

  • 泉坂下遺跡5 人面付土器を伴う弥生時代中期の再葬墓群

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    弥生時代中期の再葬墓30基以上、それに伴う土器棺150個体以上が存在し、人面付壺形土器でも有名な泉坂下遺跡の国史跡申請用の総括報告書。再葬墓群は、東群と西群の2つのブロックに別れることなどが判明。再葬墓の遺跡としては国内初で唯一の国指定史跡で、出土品も国の重要文化財に指定された。常陸大宮市の歴史民俗資料館で販売している。
  • 有田天狗谷古窯 白川天狗谷古窯址発掘調査報告書

    有田天狗谷古窯 白川天狗谷古窯址発掘調査報告書

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    国史跡有田天狗谷窯跡の発掘調査報告。外箱・箱・上製本で、とても立派な装丁だが、陶磁器類の実測図が左断面の黒塗りという、昔どこかで見かけたような…。K教授時代のK大学が関わっていて納得。若い学生さんが見たら、とても違和感があると思いますが。これは本校の闇歴史だと言っているOBもいます。
  • 史跡新田荘遺跡 : 江田館跡遺構確認調査報告書

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    国史跡新田荘遺跡の江田館跡の確認調査報告。堀と土塁に囲まれた遺存状態の良い中近世館跡。9箇年をかけて主郭を中心に、かなりの面積を調査しているが、いくら史跡整備のためとは言え、掘り過ぎではないかと感じてしまう。主郭内では掘立柱建物跡を確認しているが、不明なピットも少なくない。そういえば、この館跡内をバイクで走り回ったというニュースがあったが、田舎モンのヤンキーがやりそうなことである。
  • 白山平泉寺 南谷坊院跡発掘調査概報3

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    大規模な城郭寺院である白山平泉寺(国史跡)の3冊目の概報。概報1と2の表紙はモノクロでしたが、本書は、おなじみの参道石敷道のカラー写真となっています。同県の一乗谷朝倉氏遺跡(国特別史跡)を見ならってか、復元建物も増やしています。資料館もあり、現地を歩いてみることをお勧めします。
  • 祈りの考古学

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    道成寺(国史跡)、紀伊国分寺跡(国史跡)、金剛峯寺真然堂、海禅院多宝塔、根来寺(国史跡)、高野山(国史跡)等々、あやしげな信迎遺跡などの発掘調査成果を中心にまとめた一冊。とても良く出来た文献で、お勧めです。
  • 史跡心合寺山古墳整備事業報告書

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    「しおんじやま」と読みます。全長160mの前方後円墳。基本的には史跡整備の報告書だが、『概要報告書』刊行後に行われた第9次と第10次の発掘調査の概要も掲載されている。近畿地方方面では、有名な古墳が未報告で、概報に留まっているものが多い。本墳をはじめ、今城塚、赤土山、行者塚等々…早く本報告を!
  • 早川城3 (1993)

    早川城3 (1993)

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    神奈川県指定史跡早川城跡の確認調査概報の3冊目。綾瀬市は、市内に鉄道の駅がない珍しい市だが、東海道新幹線が市内を通過している。その際に位置する「びわみ堂遺跡」が早川城跡の関連遺跡として調査され、板碑がまとまって出土した。これらは綾瀬市指定の文化財となっている。表紙に板碑群の拓本の写真が使われているのも粋である。
  • 胡桃館遺跡埋没建物部材調査報告書

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    915年の十和田火山の噴火にともなう火山灰泥流(シラス洪水)により埋没した建物の下部の柵列などが建ったまま検出された、とんでもない遺跡。部材など441点が国の重要文化財に指定された。本書は、その調査報告である。部材類は現地にある収蔵庫に収められているが非公開。運良く見学することができたが、残り工合の良さにビックリ。取り上げられずに現地に残されている土居桁などは、確認調査の結果、発掘後40年を経過しても良好に保存されていることが判明している。
  • 下谷地遺跡

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    北陸自動車道建設にともない発掘調査が実施され、当時の県内では珍しい弥生時代中期の集落が発見され、国の史跡に指定された。高速道路盛土下部分と、その両脇が指定範囲だが、永久構築物である高速道路下の指定については、同じく中央自動車道下部分が史跡指定された長野県原村の阿久遺跡でも問題視されている。
  • 史跡 紀伊国分寺跡保存整備事業報告書

    史跡 紀伊国分寺跡保存整備事業報告書

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    国史跡紀伊国分寺跡の講堂跡の基壇上に建てられた現在の国分寺本堂(元禄13年=1700年)などの保存修理報告。全国の国分寺跡には、今も国分寺を名乗る寺院が建っている所も多いが、古代の講堂基壇上に中世の本堂→江戸時代の本堂と繰り返し堂宇が建てられ、今日に至っている例は珍しい。