レビュー一覧

  • 城北遺跡

    城北遺跡

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    古墳時代後期の竪穴建物跡4軒から合計9体分の人骨が発見され、廃屋墓の可能性が指摘された実に興味深い報告。
  • 石上・豊田古墳群狐ヶ尾8号、9号墳

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    2基とも横穴式石室をもつ円墳。8号墳の石室中央部から墳丘裾部を廻りこむように東西方向に設けられた石組排水溝は見事である。
  • 豊田トンド山古墳 豊田トンド山城跡

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    径35mの円墳で、全長9.4m、奥壁高さ2.7m、巨石を使用した横穴式石室を発見。床面下には石組の排水施設を設けている。石室の三次元計測による陰影平面図と展開図は、とてもリアル!石室床面と排水施設の石材の識別に9色カラーを使ったカラー表示はとても分かりやすい。石室全面部分は、山城(と言うか砦)の堀割で破壊されており、石室石材を破砕するために矢穴列が施されているものがあり、おもしろい。古墳を主郭として利用している点も興味深い。とても良い報告書で、お勧め!!
  • 下里本邑遺跡

    下里本邑遺跡

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    団地建設にともない発掘調査を実施したが、古墳時代を除き、旧石器時代から平安時代までの遺構遺物が発見されたため、計画は中止。約8,000平方メートルが東京都の史跡に指定された。河成低地部の礫床生活面からは旧石器時代と縄文時代早期の遺物が、まとまって出土して注目された。その一部は展示施設で見学できる。
  • 九谷古窯跡発掘調査報告書

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    昭和45、46、49年に発掘調査が行われた、近世前期としては稀有な色絵磁器の窯跡である九谷1・2号窯と、近世後期に再興され、現在の九谷焼に続く吉田屋窯跡(いずれも国史跡)の本報告が、33年を経て刊行された。参加者名簿には当時大学院生だった人が、既に定年退職をむかえているのは隔世の感がある。レンガ造りの連房式登窯である吉田屋窯跡は、九谷焼窯跡展示館として公開されている。
  • 国指定史跡 上高津貝塚 整備事業報告書

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    近年、史跡整備のためと指定地内を全面発掘に近い広範囲に掘りまくる事例が目立つが、上高津貝塚(国史跡)では、斜面の貝層を中心としたA地点、台地南側のE地点、北側のC地点とバランス良く調査している。製塩に使われた大型炉のレプリカによる屋外展示は珍しい。好感のもてる整備例で、見学をお勧めします。
  • 中ッ原遺跡

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    土坑に埋納された状態で出土した縄文時代後期の仮面土偶(国宝)などが発見された遺跡の発掘調査概報。それにしても、国宝に指定されている5体の土偶のうち、2体が茅野市の遺跡から出土しているのはスゴい。
  • 浦添ようどれの石厨子と遺骨 調査の中間報告

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    初期琉球の王陵である浦添城跡(グスク)にある浦添ようどれ(国史跡)の2つの墓室にある石厨子は、沖縄戦で一部が破壊されてしまったが、残された1〜5号石厨子と埋葬人骨などについて分析した研究書。石厨子のうち1〜3号の正面は阿弥陀来迎三尊と思われ、側面と背面には地蔵菩薩が彫刻されている。これら石厨子のレーザー撮影とカラー写真は、思わず見惚れてしまう。
  • 国指定史跡 吉胡貝塚整備事業報告書

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    この貝塚の整備の売りは、貝層断面展示施設内に復元された埋葬人骨と埋葬犬のレプリカ6体である。また、斜面に露出している「矢崎岩」と呼ばれる巨石は、縄文時代からあったものと見られている。尖石遺跡の「尖石」のようなシンボリックな存在である。
  • 史跡小田原城跡 馬屋曲輪

    史跡小田原城跡 馬屋曲輪

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    国史跡小田原城跡の馬屋曲輪の史跡整備にともなう発掘調査で、実際に馬屋跡が検出された。建物復元計画として、現存する重要文化財に指定されている馬屋建物5例が紹介されている。そのうち、城郭に残されている馬屋は、彦根城跡(特別史跡)の1例のみである(他は寺社境内)。