レビュー一覧

  • 高麗石器時代住居跡遺跡

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    昭和4年に埼玉県で初めて発見された縄文時代の竪穴住居跡は、当時、全国的に珍しいものであったことから国の史跡に指定されている。国道拡幅にともない同じ遺跡を発掘調査した結果、中期の環状集落であることが判明した。それにしても、史跡となっている重複する2基の竪穴住居跡って、そこらじゅうの遺跡で検出されているものと同じで、いくら初期の発見例とは言え、判然としない部分もあるが…
  • 東京都多摩市 新堂遺跡

    東京都多摩市 新堂遺跡

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    多摩川の支流の河川改修にともなう発掘調査で、河川際の低地から検出された縄文時代晩期の墓域。25基の配石墓、9基の墓石・立石、2基の埋甕などが検出された。土偶・土版・動物形土製品・スプーン形土製品・石剣・石刀・石棒などの「第二の道具」も出土している。都内では数少ない縄文晩期の遺跡として貴重な報告。
  • 箱根旧街道2

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    国史跡に指定されている箱根旧街道の石畳を試掘やレーダー探査した調査報告書。石畳を形態分類しているが???。甘酒茶屋から箱根湯本まで歩いたことがあるが、基本的には下りなので楽しく歩けたが、逆コースは、お勧めできません。
  • 勝龍寺城 発掘調査報告書

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    細川藤孝や明智光秀など歴史上の人物と関係深い平城の公園化などにともなう発掘調査報告書。石積井戸の見通し図や、石を投げ込んで廃棄した石積井戸の見通し図に、投げ込まれた石の断面図を合成したものなど、どれだけ手間をかけたのか感心してしまう。とてもまじめな報告書。
  • 史跡八王子城跡 環境整備事業報告書

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    山麓部にある御主殿跡の整備報告書。八王子城跡で石垣が使用されていたのは、この部分に限られていると思われていたが、最近の確認・分布調査により、山内のあちらこちらで石垣が発見されてきている。
  • 千足古墳 第1〜4次発掘調査報告書

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    墳丘に自由に立入りできる日本最大の古墳である造山古墳(国史跡)近くにある千足古墳(国史跡)は、初期横穴式石室(第1石室)に直弧文を刻んだ石障をもつ装飾古墳として知られている。確認調査の結果、もう1基の初期横穴式石室(第2石室)も発見された。現在、墳丘は整備され、第1石室も見学可能となった。
  • 東京都新宿区 市谷加賀町二丁目遺跡6 [埋葬遺構編]

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    普通の江戸遺跡(大名・旗本屋敷)として発掘調査が開始されたが、縄文時代中期後半〜後期の竪穴建物や土壙墓などが多数検出された。おどろくべきは、貝塚ではないのに、16体以上の埋葬人骨が発見されたことである。廃屋墓、土壙墓、集積墓など埋葬形態も多様で、報道でも話題になった。骨格から縄文人の顔も復原されている。超レア本である。
  • 神崎遺跡範囲確認発掘調査報告書 平成25年度の調査

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    国史跡指定後、遺跡公園整備前に行われた確認調査報告。用地買収後に住宅が建っていた南側部分を中心に調査。竪穴建物跡が重複した事例が初めて見つかった。集落は南北103m、東西65m、面積5,000平方メートルとコンパクト。平面表示された環濠を一周することができ、集落の範囲を体感することができる貴重な事例となっている。
  • 神崎遺跡範囲確認発掘調査報告書

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    市史編さん事業により発掘調査が実施され、弥生時代後期の環濠集落が、まるごと残されていることを確認。しかも出土土器の95%が東海系であることから、「移民の歌」じゃなくて「移民のムラ」だったことが判明。本書は国史跡申請用の報告書である。現在は集落全域が遺跡公園として整備され、隣にある資料館には環濠の実大のレプリカがある。出土土器群は神奈川県指定文化財で、資料館に展示されている。
  • シンポジウム『墳丘墓から古墳へ 秋葉山古墳群の築造』

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    シンポジウム「墳丘墓から古墳へ〜秋葉山古墳群の築造〜」の記録を収載。3世紀後半から4世紀にかけて造られた5基の古墳からなる秋葉山古墳群(国史跡)について甘粕健、赤塚次郎等9名の発表や報告が掲載されている。マイナーな地方誌(失礼)のため、知名度の低い文献と思われるが、この方面に興味がある方は必見!相模国分寺跡の隣にある市立温古館(郷土資料館)などで購入可能。