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深沢遺跡・前田原遺跡 縄文時代後期配石遺構の調査
深沢遺跡・前田原遺跡 縄文時代後期配石遺構の調査
上越新幹線建設にともなう調査で、縄文時代後期の配石墓群などが検出された。配石墓群は、とても見事なもので、上毛高原駅近くに移築されて公開されている。投稿者名未設定
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土屋塚古墳発掘調査報告書
狛江古墳群中で墳丘の残る数少ない古墳のひとつ。周溝部から円筒埴輪多数と形象埴輪若干が出土。東京の古墳は、埴輪を持つ事例が少ない中で比較的まとまった報告。投稿者名未設定
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北大窯跡・西大窯跡調査概報
近世の備前焼の産地にある北大窯跡と西大窯跡の分布調査結果をまとめたもの。南大窯跡同様、国の史跡に指定された。投稿者名未設定
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八幡塚古墳
径33mの円墳。墳頂に社殿が建っているが、その北側に接して、鉄刀が露出しているのが発見されたため実施された発掘調査報告。箱形木棺から乳文鏡、鉄刀、鉄鏃、ガラス小玉などの副葬品が出土。別の場所からは箱形石棺の存在も確認された。墳丘中心部には社殿があるが、その下にメインの主体部が存在する可能性も指摘されている。ちなみに、世田谷区は、この古墳を億単位の金額で買収したとか。投稿者名未設定
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史跡金隈遺跡 発掘調査及び遺跡整備報告書
史跡金隈遺跡 発掘調査及び遺跡整備報告書
弥生時代の甕棺墓群が発見され、国の史跡に指定された遺跡の発掘調査報告書および史跡整備報告。発掘調査→保存(史跡指定)→整備・公開という「福岡市方式」の方向性を示した初期の事例として重要な報告である。投稿者名未設定
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史跡下野谷遺跡保存活用計画 : 縄文から未来へしたのやから世界へ
史跡下野谷遺跡保存活用計画 : 縄文から未来へしたのやから世界へ
縄文時代中期の環状集落が東西に2つ存在するうちの西集落が国史跡に指定されている。このような計画書は、その遺跡のアウトラインを知るのには便利だが、やはり報告書(特に総括報告書)に優るものはない。投稿者名未設定
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国指定史跡 川尻石器時代遺跡3 史跡指定地隣接地における範囲確認調査
縄文時代中期から後晩期にかけて環状集落が存続する拠点的集落遺跡で国史跡に指定されている。指定地の南隣で開発計画があったため、確認調査を実施したところ敷石住居などが発見されたため、計画は中止となり、史跡に追加指定された。本書は、その申請用報告である。投稿者名未設定
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土偶を読むを読む
大学で考古学を専攻し、現在は某公立図書館に勤務する人物が、選書会議の席で『土偶を読む』は「事実誤認が甚だしい悪書なので買うべきではない!」と提案したが、他の一般図書館職員たちの「おもしろそうなので買っても良いのでは」という意見におしきられてしまった。『土偶を読む』とは、所詮このような専門家と、それ以外の人々との認識の違いにより成り立っていると言えよう。『土偶を読むを読む』を読んで、どれだけの人が目を覚ますことができるか楽しみである。投稿者名未設定
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清水磨崖仏群 清水磨崖仏塔梵字群の研究
薩摩半島南部にあった川辺町(現南九州市)の幅400mにおよぶ岩壁に刻まれた200箇所の仏塔・梵字・石仏群で、鹿児島県の史跡に指定されている。線刻のものが主体で、最古の事例は高さ9.1mの大五輪塔で、平安時代後期と推定される。鎌倉時代から室町時代にかけて刻まれたものが中心。多方面からの分析が加えられている総合調査報告書というべき内容になっている。投稿者名未設定
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日吉ヶ丘遺跡
弥生時代中期の長さ32mの方形貼石墓が検出され、主体部から677点もの管玉がまとまって出土した。宅地造成のための調査だったが、国史跡に指定された。巻末に「弥生時代中期墳墓集成」が掲載されている。投稿者名未設定
