レビュー一覧

  • 墨古沢遺跡総括報告書 下総台地に現存する日本最大級の旧石器時代環状ブロック群

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    日本最大級の旧石器時代の環状ブロックが確認された遺跡の国史跡申請用報告書。「総括報告書」の9割強が頒布されていない中で、酒々井町生涯学習課で購入することができる。頭の悪い自治体が多い中、酒々井町の栄断に感謝!ただし、1人1部の購入となっているので注意。
  • 紫金山古墳の研究 墳丘・副葬品の調査

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    大阪府の史跡に指定されているが、墳丘・石室・副葬品どれを見ても国史跡になっていないのが不思議な古墳。科研費の報告書を改訂して一般頒布しているなんて、何とありがたいことか。自治体間の儀礼的な文献交換だけで、各担当者も目を通さずに死蔵されている報告書類が何と多いことか。報告書が入手しやすくなることを願う今日この頃である。
  • 史跡寺町廃寺跡 推定三谷寺跡第1〜8次発掘調査総括報告書

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    「総括報告書」には、国史跡を申請するにあたり、今までの複数調査成果をまとめたものと、国指定後も実施した確認調査がまとまった段階で作成したものの2種類がある。本書は、後者に当たる。「水切り瓦」という特異な瓦の出土で知られ、『日本霊異記』に記載のある「三谷寺」の可能性が高い古代寺院の総括報告書。厚めの紙を使用しているため一般的な頁数よりも厚め(厚さ2.5cm弱)で立派な装丁に見える。もちろん内容も満足の1冊。
  • よみがえる河越館跡 国指定史跡河越館跡の発掘 その成果と課題

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    12世紀後半から1505年に存続した国史跡河越館跡の調査と整備を紹介した図録。河越氏の館→常楽寺→上戸陣という変遷が分かりやすく示されている。川越市立博物館で入手可能。
  • 小田茶臼塚古墳 福岡県甘木市大字小田所在古墳の調査

    小田茶臼塚古墳 福岡県甘木市大字小田所在古墳の調査

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    全長54.5mの前方後円墳だが、初期の横穴式石室をもつ。前方部には須恵器大甕を並べており、5世紀中頃から後半の時期に比定される。昭和54年(1974)と比較的古い報告だが、当時としてはハイクオリティな内容と言える。本書は国史跡申請用である。
  • 新池 新池埴輪製作遺跡発掘報告書

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    今城塚古墳(国史跡)などの埴輪を焼いていた日本最大規模の埴輪製作工房遺跡の発掘調査報告書。埴輪窯と工房の様子が分かる貴重な遺跡。整備された現地の見学をお勧めします。
  • ハニワ工場公園 新池埴輪製作遺跡整備事業報告書 史跡今城塚古墳附

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    5世紀中頃から約100年間操業していた埴輪生産工房遺跡。工房建物と埴輪窯が発見され国史跡になっている。高層住宅に囲まれた住宅街の中に史跡公園として整備された姿は何とも不思議な風景である。本書は、高槻市でも扱っている。
  • 向ヶ岡貝塚 東京大学構内弥生二丁目遺跡の発掘調査報告

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    弥生土器第1号として重要文化財に指定されている壺形土器が出土したことで有名な弥生二丁目遺跡。長らく、遺跡の場所が不明であったが、東大の施設建設にともなう発掘調査で、溝(環濠?)に廃棄された貝層や、弥生土器が発見されて、国史跡に指定された。学史的に重要な遺跡。67頁と薄いのに箱入り。
  • 国史跡恵解山古墳の調査

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    乙訓古墳群(国史跡)最大の前方後円墳(全長128m)。約700点にもおよぶ鉄製武器を納めた副葬品埋納坑が有名。竪穴式石室と思われる主体部がある後円部頂部付近は、共同墓地となっているが、墳丘は整備されている。JR京都線長岡京駅から大阪方面に向かって左側に墳丘を見ることができる。本書が本報告書だが、入手困難なレア本である。
  • 東京都稲城市 瓦谷戸窯跡群発掘調査報告書

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    武蔵国分寺創建期と武蔵国府用の瓦類を焼いた窯跡で東京都の史跡に指定されており、出土遺物も都の有形文化財になっている。地下式有階有段の登窯であるB号窯の燃焼室側壁から馬の線刻画が発見されて、全国で初めての事例となった。最初に発掘調査が行われた昭和31年(1956)の報告も再録されている。