レビュー一覧

  • 小郡遺跡 発掘調査と環境整備報告

    小郡遺跡 発掘調査と環境整備報告

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    筑後国御原郡家に比定され、国史跡に指定されている。本書は、史跡指定後に刊行された本報告および整備報告である。以前は指定されてから本報告が発行されることも珍しくなかったが、指定後に刊行された報告内容が指定理由と異なる内容であった案件が問題視されたことから、現在は本報告や総括報告刊行後に指定の答申をすることになっている。
  • 馬場小室山遺跡(第32次)

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    「ばんばおむろやま」と読みます。縄文時代の環状盛土遺構を中心とする大規模集落遺跡。この調査後に、一部が県の史跡に指定された。
  • 沖ノ原遺跡 発掘調査報告書

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    長径10mの「長方形大形家屋址」などが発見された縄文時代中期の環状集落で国の史跡に指定された。信濃川の段丘上に立地する遺跡は、残念ながら整備されておらず、空き地のままである。
  • 居家以人骨の研究1 早期縄文人の社会と葬制

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    ホラー映画のパンフレットかと思わせるインパクト充分の表紙写真。オールカラーの写真・図面で、とても分かりやすい作り。科研費の出版物を誰でも購入できるのは、庶民にとって、ありがたいかぎりです。
  • 羽曳野の終末期古墳

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    近つ(河内)飛鳥の中心地域の丘陵部に分布する6基の終末期古墳などを紹介した冊子。観音塚古墳(国史跡)、オーコー8号墳など整美な横穴式石室の詳細な実測図や写真が掲載されており、資料的価値の高い文献。
  • 笹山遺跡発掘調査報告書

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    火焔型・王冠型土器を含む928点の出土品が国宝に指定された笹山遺跡の発掘調査報告書。全国で縄文土器が国宝に指定されたのは初めてである。それにしても一緒に指定されている石器類などは、そこらじゅうの遺跡で出土しているものと何か違うの?と思ってしまう・・・
  • 高遠山古墳 発掘調査概報

    高遠山古墳 発掘調査概報

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    長野県最古と考えられる全長約51mの前方後円墳。埋葬施設2基をもつ。担当者が、この古墳を国史跡にしてもらいたいと文化庁に乗り込んだが、残念ながら却下された。しかし、初期前方後円墳として貴重な報告例であることはまちがいない。
  • 田和山遺跡が語る出雲の弥生社会

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    環濠内に居住施設が見られず、祭祀的な役割をもっていたと考えられる国史跡田和山遺跡と関連遺跡などを分かりやすく説明した普及書。
  • 三河国、ここにはじまる!

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    二子古墳と姫小川古墳という国史跡の2基の古墳を含む桜井古墳群や、三河一向一揆の拠点となった本證寺(国史跡)のある安城市。地域の文化財をいかに保存活用し、まちづくりに生かしていくかを考えさせられる本。
  • 史跡 二子古墳 範囲確認調査報告書

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    4世紀初頭の全長68mの前方後方墳(国史跡)。東海道新幹線で名古屋駅方面に向かって左側、三河安城駅に着く直前に墳丘を見ることができる。現地を訪れると実際よりも大きく感じられる。